定期更新@コミックフラッパー
メディアファクトリー刊「コミックフラッパー」2004年06月號の掲載作リストと、半年ぶりに著作者順の掲載作リストを、拙宅にて更新して来ました。
「トランジスタにヴィーナス」は、新章開始で巻頭カラー。ええっと、猫に後を託されるなんて、ちょっとやっ。新人さんもキス魔な様ですが、張り合うのかしら?
「ファティマ」は、次号が完結編。単にポッと戻ってくるだけでは芸がないので、どう捻ってくれるかが、愉しみかな?
「ナリワイタイムス」のネタは切手。今はテレカに抜かれて久しいですが、昔は一家言ある切手収集家が大勢いました。遣うだけの人には只の金券ですが、見る人によれば発行する国の主張が、その時期の情勢を背景に色々あるらしい。そう言えば、民話や神話なども、お国柄や民族意識が出ていますよね。
「すいむ。」は、棒付アイスではなくソフトクリームを希望。ってか、食べるって何をでしょう? 愛は無防備過ぎて、周りが大変です。でもこう言う子は、ネガティブな事があっても表には出さず、内側に押し込めちゃいそうな気がします。
「アタゴオルは猫の森」は、この雑誌を購読している理由だったりします。ヒデヨシ郎党の知恵袋たるパンツなのですが、本当に色々物知りです。下手な考古学者以上で、いろんな言語にも通じています。とは言え、ペルキ海洋族の波文字って、コレだと言われても文字だって判りませんよねぇ?
「空の鳥と地の鎖縛」は、読み切りの2作目。ボケボケッとした大食らいの娘がヒロインの、退治物。今回相棒も出て来て、(連載化)やる気バリバリですね。日常生活たる学園部分と、妖かし退治のバイト生活とのギャップも売りで、退治する物にどんなドラマを織り込めるかが味噌になるのだろうか。取りあえず後何話か、単行本一冊分の話しを読んでみたいですね。
刊行開始から5年半が過ぎましたが、刊行前からの根強い追っかけがいる幾人かを除き、この雑誌からは引っ張れるほどに育った新人さんはまだいないようです。雑誌自体も部数が少なく、見掛ける本屋も多くはありませんね。地方だと定期購読でもしていないと、立ち読みも覚束ないでしょう。
でもそろそろ、成果を問われ、進退を決めなければならない頃ではないでしょうか?
好きな作家も描いているので、踏み止どまれるような舞台にはし上げていて欲しいのですがどうでしょうか…
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