一番の暑がりはPCで…
夏と言えば、6月から朝の9時も過ぎれば室温が30℃を越してしまう。休みだからと寝坊しようとしても、渋々起きるかローストヒューマンになるかのニ択を迫られる。なので、クーラーが欠かせないのだが、実は人様よりPCを気にしてつけているようなモノだ。サーバー状態なので連続可動だし、ほら、熱暴走でもされたらさぁ?
常用しているPCが3台ほどあって、各々ファイルとかのサーバーであったり、ひっきりなしに使っていてレジュームも面倒な仕事用だったり、傍らでBGMとか録画しておいた番組を流したりと、ハングアップするかアップデートして再起動を迫られた時だけのわずかな間しか落さないマラソン状態。なもんで、電源やボードの上のチップやHDDからの廃熱で、冬はちょっと有り難い状態。でも夏は悲惨だね。
実を言うと、日中出かけていた間に車中に置き去りにしていた赤子のごとく、悲惨な目にあった事がある。それ以来、自分も熱いが作業中のデータが飛ぶのはもとより、ドライブやボードまで巻き添えになるのはありがたくないので、昼間はちょっと外出する際にもかけっぱなしにしていたりもする。流石にガンガンかけていると、出入りする時や冷却時の風が堪らないので、30度を切るくらいが目安。ハードな作業をやらせている時で、CPUやHDDが唸りっぱなしの時には、心持ち下げる。子供の勉強机のライトぐらいしか使わないのであれば、クーラーを掛けなくても平気だけど、おばさんのテレビ…ゲフンゲフン、冷蔵庫のようにひっきりなしに働かせているので、厚生をしっかりしていないと実力で不満を訴えられてしまうのだ。
さて、クーラーを軽めとは言え長時間かけていると、夏場でも部屋の空気が渇き易くなってしまう。これ見よがしに洗濯物でも広げていれば一石二鳥なのだが、いつもというわけにもいかない。なので喉を潤すモノを寄せて置くのだが、昼から麦汁では怒られる。それに、冷えたモノを暴飲しては腹にも悪い。なので沸騰機能付のポッドだ。沸騰する時の蒸気で、特に冬場も乾燥を和らげてくれる。コンタクトを填めて長時間モニターを睨みつけていると、乾燥に敏感になるので、クーラーを入れている時は意識して湿らせるくらいが良い。
良く飲む時には夏でも暖かいモノにするのだが、そこで何を飲むか。珈琲はインスタントはお断りだが、挽いた豆をドリップするとカスの始末が面倒なので、日に一度サーバーに何杯分か作り置きして飲むだけだ。それ以外は、ティーパックの紅茶だったり最近は色々と出ている珈琲以外のインスタントものだったりする。色々と試して見たりもするのだが、良く飲むのは煎茶粉を溶いたモノ。茶っ葉を挽いて粉にしたり、最近は既に粉にしてあるものもあったりする。これをお湯で溶いてそのままゴクリ。カスもほとんどでないし、身体にいいかもという宣伝も聞いた覚えが在る。ガブ飲みする方なので、自分からはほとんど入れないと言っても、予め糖質が配合されているインスタントは避けたいところだ。
お茶も日本茶や紅茶だけではなく、最近では中国茶も比較的手に入り易いので、色々と試している。飲み比べようとすれば、けっこう各社から色々な種類が出ていて、先に買った分を片づけていると、その間に新製品が次々と出てくるようだ。どれが好みなのか比べるのが間に合わないとも思うが、取りあえず愉しみは尽きないようだと、杯を傾けつつそう思う事にする。
夏場は部屋の熱気で起こされる事も少なくないせいで、起き様に先ずシャワーを浴びる習慣が付いてしまった。元々寝汗をかき易い質なのだが、沖縄に在住した時に朝起きて寝惚け眼をシャワーでシャキッとさせる習慣ができてしまい、それ以来抜けずに続いている。シャワーに続いて挽きたての珈琲でもって、眠気を払いやる気を出す。集中してできるのは、この後の朝場かクーラーがいらない程度に熱気が収まり静かになる深夜だけ。熱いのが嫌なのは人様もいっしょだが、機械と違ってクーラーを掛けると渇くは不自然に冷やされて体調が崩れるわと、夏や冬になる度に本当に常春の地へ引っ越してしまいたくなって仕方がない。年寄は昔はもっと季節がはっきりとしていたのに、最近の若者は贅沢過ぎて情けないと罵るが、生まれてもいなかった時代のことを引き合いに出されてもねぇ? お前さん達が可愛がり過ぎた所為で、文明の利器に甘やかされて育ったので、環境の方が自分に合わせないことに文句があるのだと言ってやりたい。聴かれて言い返し合っているとよけいに熱くなるので、蝉の鳴く声に隠れてこっそりと、心の中ででも…
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コメント
はじめまして。
うちのPCも暑がりですね。どういうわけかうちにはノートPCばかり4台あって、うち2台はファンも内蔵できないようなミニノートPCです。その中のLibretto 100が夏をとりわけ苦手にしていて、ウイルスチェックのために一晩かけっぱなしにしておくとしばしば熱でハングアップします。ファンで風を送って冷却できないために、CPUの温度が上昇するといきなりクロックダウンさせることで熱の発生を抑え、それでもダメな場合はハイバネーションしてしまいます。昨日もそうなりましたわ。
PCカードタイプの冷却ファンをつけていたのですが、これが空気を吸い出すタイプではなく、空気を吸い込むタイプだったので、却って中の温度が上昇してしまい、使うのをあきらめました。
今晩は大丈夫かなぁ...
投稿: いんべひろし | 2004.07.16 22:05
はじめまして、こん{にち|ばん}は
Libretto 100が現役とはスゴイですね。私も系列機種を使っていましたが、バッテリーの不具合を機に引退させました。現役なのは、自分で構成を気兼ねなく選択できるタワー型の自作機ばかりです。
そんなわけで最近もあるかどうかわかりませんが、以前はノートの冷却アイテムとして、ノートの下に据えるアルミ製のファン付筐体みたいなのがありました。ノートの底面をひたすら冷やす間接的なモノですね。P2だと、こんな方式でも間に合っていたみたいです。
私がノートを使っていた時は、ウィルスチェックなど長時間フルパワーを使って他の作業がままならない時には、余計な結線がなければ立てて底面に風が当たるようにしてもいました。据え置きノートの液晶のバックライトが切れた時には、修理費を捻出できずに余ったモニターを外部に繋いでいたので、これも本体はFANや通風孔を塞がない向きに立てていました。FANがない機種は、底面を浮かして机に密着させないようにして、少しでも涼風が当たり易くするのも気休めになるかもしれませんね。
タワー型でも、熱いとFANがうるさくなるのでその騒音を嫌う人もいますが、私は却って落ちたりしていないのが判って安心できるので気にはしていません。しかし、中には通風能力が落ちないようにまめにFANのフィルターを掃除するのも面倒だからと、側板を外し網戸の交換用の網で目張りする方もいるようで…
余談ですが、凍える冬場になると、温もりを求めて身を寄せて来た蟲でショートすると言う、漫画みたいな話もあったりします(汗;)
投稿: Shen | 2004.07.16 23:37
コメントありがとうございます。
Libretto 100は現役とは言っても、すでに第一線は退いていますよ。今は、メールやパソコン通信関連のバックアップ機として余生を送っています。一番のネックはNetscape 6を動かすのにぎりぎりのスペックだったということですね。100は最大64MBまでメモリを搭載できます(当然最大まで搭載してます)が、これはNetscape 6では稼動させるための最小限度なんです。というわけで、Libretto 100にはNetscapeは4.78までしか入れていません。
あと、バッテリーも確かにへばっています。バッテリーだけだとちょっとHDDにアクセスするだけですとんと落ちますから、もう寿命でしょうね。外装もぼろぼろなので、いいかげん引退させようと思うのですが、これはなりの割には侮れない拡張性を持っているので、なかなかふんぎれずにいます。財政事情のせいもありますが...
ノートの下に据える、アルミ製のFAN付き台なら、まだ売っています。そこかしこで見かけるというわけではありませんが、秋葉原だと何店かで見かけました。あと、「静冷台」と称するアルミブロックの台もまだ売っています。
ではでは...
投稿: いんべひろし | 2004.07.17 15:39