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2004.07.11

定期更新@日曜日 Ver2004.07.11

 毎日曜の定期更新で小説&漫画の追加補填などを、朱雀舘にてやってきました。著者別新刊近刊情報もいつもの如く。

 サイト容量圧縮を意図した改装で、ネスケや林檎人にはお断りな、窓派Internet Explorer Ver6 Over限定に特化したデザインになりそうです。その分、動的なページでメンテもさることながら使い勝手も幾分向上させたいと意図しています。
 今でもスタイルシートなど一部ネスケ非対応ですが、窓派IEは多数派でしょうか? それとも少数派でしょうか?

 小説では、角川書店・富士見書房の2004-08以降の発売予定、小学館のパレット文庫、新書館、ラピス文庫の2004-08以降発売予定分等など追加。主なタイトルを拾ってみると、パラダイムの「終の館」・『MILK・ジャンキー』 〔2〕・『Xchange』 〔3〕・ソフトガレージの『Like Life』 ・パレットの『新ヤマトタケル伝』 ・『エンジェル・ゲーム』 〔3〕 ・角川の『されど罪人は竜と踊る』 〔5〕 ・『レンタルマギカ ~魔法使い、貸します!』・『リストワール・デ・メルゼス』 〔4〕・『大番長』 〔1〕 ・富士見書房が『伝説の勇者の伝説』 〔6〕・『リアルバウト 召喚教師 ハイスクール』 〔11〕・『風の大陸』 〔26〕 ・『風の聖痕 Ignition』 〔1〕・その他が『小説 鋼の錬金術師』 〔4〕 ・『伊集院大介』 ・『スチームボーイ an adventure story of STEAMBOY』 ・『ものいふ髑髏』 辺りというところ。その他にも、発売日やタイトルなどの修正も幾つか。

 漫画の方は、角川書店系、新書館、幻冬舎辺りを少々。主なラインナップは、少年画報社が『アニメがお仕事!』 〔1〕・『ジオブリーダーズ』 〔10〕・『荒くれKNIGHT 高校爆走編』 〔4〕・角川から『ゼロイン』 〔2〕・新書館から『三番町萩原屋の美人』 〔5・6〕・『傀儡 KUGUTSU』 〔2〕・その他から 『スケバン刑事』 〔1〕 ・『本日のオススメ plat du jour』・ 『COJI-COJI』 〔3〕 ・『Dr.猫柳田の科学的青春』 〔5〕等を追加し、その他に補正を入れた。岩原裕二で9/25予定の『いばらの王』(4)は、フィギュア付の初回限定版がでる。

 この手の限定版は今では定番商品で、各社ともその月で一番プッシュするタイトルを、余録を付けて華々しく売り捨てようと言った感じです。食玩もそうですが、発売期間や発売数・発売地域等を限定して危機感を煽り、主に鬼集家と言うよりその道のヲタに的を絞っての『今だけよ奥さん』商法としてもはや確立したといっても過言ではないのではなかろうか。その背景で、インターネット上の各種オークションなどのサイトを跋扈する転売屋が、新品価格に数倍から数十倍のプレミアを付けて予約済み発売待ちの時期から更に中古売買を大々的に行なうと言った社会風景ももはや日常と化してしまった勘もある。製造第一次販売元の建前は、それらのファンのためと称しているのかもしれないが、実状は新品のほとんどを転売屋が強引に買い集め時には一次販売元の数十倍もの利益を一夜にして上げてる一方で、肝心のヲタのファン達は数十倍に跳ね上がった中古品を詐欺などのリスクを共にして買わされているのが現実だろう。不当に買い占め高値をつけて売りつけ莫大な利益を上げている転売屋の全てが、実状に沿って中古売買の届け出をしたり収益に従って適正な税金を納めていると言った話は聞いた覚えがない。ある常連の出品者からは、組織に所属してその屋号を使って売買しているわけではなく、あくまでも一個人として売れ筋を見極めつつ苦労して仕入れて、それを是が非でも手に入れたいという相手にその相手が正当な額と認めて入札した金額で売り渡している、全くの個人財産の個人的処分に過ぎないので税金を掛けられなければならない収入とはいえない。寧ろ、思ったように売れず、仕入れに掛かった経費も捻出できないこともあるそうだ。
 雑誌や単行本などの見せかけ上の売上増の数字を出す為のこれらの商法なのだが、実際にその限定商法で潤っているのは、一部の売れ筋を見抜け上客を確保出来た転売屋たちに過ぎない。彼らにとっては、臭う商品を大口で買い上げるのだから一次販売元には感涙と共に感謝感激されねばならないわけだし、それを妥当な経費などを上乗せするだけで支払能力のある限定ヲタに届けているのだからこちらからも神よと崇拝されないとおかしいと感じているかもしれない。

 旧いモノから新しいモノへと変って行く時、旧いモノに馴染んだ者には奇妙な莫迦げた愚かしい事にそれが見えてしまうのかもしれないが、変わり行くのを止められない新しいモノをどうしても受け入れられないと思った時点で、自分が世界にあわせられないから世界を自分に合わせるしかないと盲進する蒙昧な老人や頑なな愚か者に過ぎなかった事を自ら悟るべきなのだろうか…

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