定期更新@COMIC FLAPPER
メディアファクトリー刊「コミックフラッパー」2004年09月號の掲載作リストを、拙宅で更新して来ました。
表紙は、いつものOKAMAで『ウォーターな夏っ娘』。
『二十面相の娘』は、悩め惑う者に信じたくなる理由を与えるのは良いとして、田宮が暗躍する目的は何?
『ふたつのスピカ』は、約束したもののいきなりの学校の長期実習で、不本意ながら破らざるをえなくなってしまった後が… 牢屋で一週間らしいですが、閉所へ長期閉じ込められるストレスの試験かな?
『アガペ』は、先のトラブルで、心因性失声になったらしい。なんとなくしおんのパクリっぽい気がして何だかなぁ。武市の方は、動機が不純なせいか、記憶がリセットされて毎回初めての親切な知らない人の繰り返しらしいです。イジメで存在を無視するモノがありますけど、病気でやられると恨むわけにもいかず、やるせないようです。彼の前に徘徊している、ネガティブはるかが無気味です。別人格の夢遊病か、幻か…
『コロがる最終回』の最終回。いつものノリなので、やっぱり次号にも?
『ファティマ』は、子供を追って親が来ているみたいです。この手のネタはありがちと言えば有りがちなのですが、流石に吐く物がブレスではなく、ゲロっぽいのはちょっと…。現実だと、どこかの保護団体が攻撃などもっての他だの、可哀想だから卵を親に返せだの、貴重な研究資料だから親子共々捕獲してわが国で保護するとか言い出しそうです。
『はなまるッ』は、主に男性に対する(?)見栄の為に、上げ底パッド入り水着の贔屓が高いようです。でもこれって、誇大広告の様な気がしないでもないのですが…? 擦れて腹にでも移動すれば、悲惨かも?
『トランジスタにヴィーナス』は、事実上の打切りですね…(火暴シ戻) 大人の事情で、強引にめでたしめでたしと来た物ですから、えっ、えっ、えぇ~って感じで頂けない。真面な雑誌等で、ちゃんと描き直して続けてくれる事を渇望せざるを得ません。この雑誌を買っていた少ない理由の一つだったのですが、打切られるほどマンネリ過ぎも総じて詰まんなくもなかったと思います。寧ろ、原稿料の負担が重過ぎて、お引き取り願ったと言えば納得できるかもしれません。良かろう高かろうから、悪かろう安かろうへといかざるを言えないとしたら、この雑誌もそろそろ…
『あおくび大根』は、山崎健の新連載。後ろにタカラが付いていますので、そうゆうことらしいです。裏表紙に広告を入れて貰っていますし…(汗;)
『ファンタジック・チルドレン 時計じかけの旅人たち』は、アニメ化らしいです。本編は、根性のねじくり曲ったサディスティックはおばさんが、トーマを変なグローブでいたぶっています。こんなおばさんには、渾身の一撃で顔に醜い傷でも作って貰って、更にそれを逆恨みしてますます切れてくれるのがお似合いな気がするのですが、いかがでしょう? 変なグローブを腕ごと潰して、危ない義手を付けるのもいいかもしれません。ピィーッなキャラにして、主人公たちを追い立てる役に廻すのが、あっているような気もします。他の絵が下手っぽいのに、あの絵だけが上手すぎるヘルガには、未だ何か秘密が…?
『刀神妖緋伝』は、逆凪で娘を取り込んだ魔物が暴れています。そこで、全員集合がかかって、あれま次回。ページ少な過ぎ。読んでいて何か痛々しいですねぇ。圧力がかかってテンション下がりまくりだけど、プロだから仕事はしていますって感じです。鬱積している感じも伺えますので、話自体は気に入っていますので、水を変えるなりして仕切り直して伸び伸びと描き直して欲しい感じですね。
『ナリワイタイムス』は、食い物の話。しかし世の中には、変った遍歴と職名の方がいますね。型に填まらないものは抜き捨てるだけの日本で、これだけ新たな事をやれるバイタリティのある方はある意味貴重ですね。旧い方が目の敵にするタイプかとも思いますが、理想と現実に折り合いをつけることができて尚且つやりたい事を実現させる能力は羨ましい。日本では、この様な方を潰さずに受け入れるだけの深い懐が有るのか、はなはだ疑問な所が在りますので、今後も頑張って欲しいですね。
『新選組』は、山南の粛正です。この様な集団を押さえて廻して行くには、鉄の規律と恐怖で縛らないとすぐ堕落し分解します。その意味では清冽ですね。道場の方は綺麗でも、生き残るという点では、己の命をかけて勝ち抜いてきた物には敵わないという事でしょうか。それとも、前向きに見据えて立ち向かい続ける者と、一度は逃げ出した者の気迫の差なのか。
『痣丸』は、繋ぎ止めていた錨を失って、嵐となりそうです。直接の仇を討った後は、勢いで痣丸たちでしょうねぇ?
『アタゴオルは猫の森』は、この雑誌を買っている数少ない理由の一つ。これが潰えたら、後は良くて立ち読みですね。本編は、モズマは漢であった模様。最初は敵方であった仔猫が攫われたからと、筋を通しに行く模様。その際に、なぞが一つと、異断銀がまたもや動いた模様。八腕教の教祖って何って感じもありましたが、最後はやっぱりヒデヨシはヒデヨシだなって感じで締めちゃいましたね。端から見ると危機一髪なのですが、ちっともそんな気がしません。なぜだろう?
『すいむ。』は、あいのこともあって、あい自身とそのパパがぎくしゃくしまくり。自分の体が変ってしまったことで、あい自身はどうしてそれを受け入れるか不安な時に、自分では経験できない男親。微笑ましいでは済まないですよね。父娘家庭では大変そうです。こんな時には、娘には女親がいりますね。でも、やっぱりうれしがられ過ぎるのは考え物です。本人はそれが必然なので満足していますが、巻き込まれた方は、周りの視線がいたいですし。でもはしゃいで止まない者は、それがなんで悪いと逆切れするので、やっぱりこんな人にだけは知られたくないと思ってしまいます。雨降って地も固まったようです。離れていても、会っている時は判り合える親子っていいですね。今はペットと子供への愛し方を区別できず、一方的に自分のやりたいように愛(め)で倒すのが親の愛情と勘違いして、子供と乖離している家庭も少なくないので、あいの家庭は羨ましい限り。しかし、8月売りで、一度もスク水が…(泣)
『ディアボロス』は、読み切りの3話目。何やら相方になりそうな男の子が出て来ましたね。3度目の正直と来た物で、このままなしくずし的に連載へと持ち込んで欲しい物です。感情の薄い娘が意識した途端、惜しげなく晒していた膚を真っ赤になって隠すようになるのがお約束と思いますが、そこまでやってくれないかなもし…
『地球防衛OLいちご』は、最終回。026とサブタイが繋がっているとは思わなんだ。マンネリ化しかかってはいましたが、これでまた古参組が潰えました。他の雑誌で新たに出逢えるといいですね。
一時配本が無くなりかけたので、手直の本屋で定期購読にしているのですが、昨今は捜し回れる距離に有る外の本屋でもほとんど見かけなくなってしまいました。単行本にまとまって出ない可能性があることを考えると、中々切れないのですが、それすらも切られると買う理由は全くなくなりますね。利益を確保する為に、原材料をより安価な物に代えて行って、それでも色々試行錯誤して良く見せかけてなんとか数を釣ろうとするのは当たり前です。高値安定している時には、冒険的な試みは無いのですが、倒れかけると莫迦ばかしい事ですら真剣にあれこれやり出すようになります。趣向を代えて新たに確保しようと考えますが、それは先ず旧来のモノを失う上に新たに同等以上確保出来る保証は何もありません。無理な方向転換を強いれば、幾らそれで飯食っているといっても描き手のテンションも下がるし、それはそのまま作品にも反映して来て読者にそれと感づかれてしまいます。勘の良い読者は、作品を見て担当やアシが変った事まで知るといいます。嵩ををくくって舐めていられる間は幸せでしょうけどね。
最近はますます低迷している感じで、本当にキツそうです。12月號が出れば7年目にはいるのですが、幾つか気に入っている連載が有るだけに、それらが一切り付くまで齧りついて欲しいんですけどねぇ…
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