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2004.09.08

定期更新@エース桃組

 角川書店刊 月刊漫画雑誌少年A 10月號増刊「エース桃組 Autumn」の掲載リストの更新を、拙宅で行なってきました。

 表紙は、七尾奈留で『紅葉した椛並木の中で楓の葉を手に取る、スリットの入ったドレスの少女』。
 綴じ込み付録は、リバーシブルのポスターが表紙としんたろーで『体操着に着替える更衣室の二人の少女』で、この二つが誌上販売のテレカの絵柄。もう一枚の横長ポスターが、「GIRLSブラボー」よりまりお金田で『ベットの上で脱ぎかけのシャツを纏う半裸の桐絵』。こちらは裏は白。108P後ろに綴じ込み付録で、PS2ゲーム化記念『GIRLSブラボーSPECIAL DVD』が、台紙&紙袋入りで付いている。最近多い雑誌やムックに付いているCDやDVDは、希に割れていたり再生に支障のある傷が入っている事があるので、すぐに利用せずとも悖り合えずチェックしておくのが吉。特に雑誌は売り切りなので、交換用に増刷などしないので要注意。勿論、買う前に抜かれていないかのチェックは基本。
 恒例のテーマイラストギャラリーは、『お月見』の題で、桜沢いずみ・あかつきごもく・2C=がろあ・すまき俊悟の4名の作。お団子頬張る兎耳っ娘とか餅つく兎様'sと少女とかが壺。黒髪と和服に弱いのか…
 誌上通販は、リバーシブルポスターの表裏の絵柄。181P前の専用の手数料振込人負担振り込み用紙で、どちらかを選んで1枚のみ650+70を払って、2004-10/06消印有効で行なうこと。この手のテレカ通販では、ここのは最も安い値段ですね。その他、K-Orderが、2004-11/末日消印有効で、12P後ろの手数料負担専用振り込み用紙で取扱。GIRLSブラボーグッズを中心に、イラストギャラリーのQUOカードなど。
 読者プレゼントは、目次後ろの切手貼るまでは只の紙切れ葉書を2004-10/06消印有効までに投函。餌は、『七尾奈留イラストサイン入りホワイトテレカ』を3名、『GIRLSブラボーOP&EDサイン入りCDセット』を3名、『DCSV朝倉音夢PVC』を2名、『CLANNAD渚&杏名刺ケース』を3名他、全7種類を26名にチャンスを。

 『GIRLSブラボー』は、雪成の女体アレルギーに始まっての蚊に刺されネタ。膚が柔らかく体温が高い子供は刺され易く、免疫も弱いのか腫れ上がりますけど、爺婆になると中々刺されないし刺されても接吻の跡ほども腫れない。個人差は有るだろうけど。刺す蚊は雌だと言うことなので、彼女らにアタックする蚊は、種族を越えた百合なのかと夢想してみる…(笑)
 『Piaキャロットへようこそ3』は、高苗京鈴の読み切り。ある日全員の制服が消えていた。で、皆が(ブルマではない)体操服姿なのは、作画家の中の人の事情(笑) して、実は期間限定の制服へ強制着用させる為だが、なんでさやかだけがモデルなのか…、と言うかこいつで紺か黒以外のカラーは反則でしょう? 旧型とかの違いならともかく… 一番の大反則は、61Pの上のコマ。破壊力有り過ぎ…
 『にこいち』は、取り敢えず生霊キクの完結編。ベタと言えばベタな感じ。
 『がぁ~でぃあんHearts』は、くるすのコスプレネタ。訳あって身内の戦闘服を当てにするのだが、お蔭で色々と暴露された模様。
 『桃組っ!!』は、前回で終わったんじゃなかったのかい、いや嬉しいけど。今回はラジオ番組ネタ。放送される電波の向こうでは、色々と有る模様。
 『Canvas2』は、美咲菫絡み。冷房が壊れる事を見越して水着持参とは、確信犯か…。なんとなくその気が出た模様だが、エリスのラブラブ光線の前に燃えあがることなく鎮火。つまらん… 美術部の二人の問題児(?)を抱え込み、部長の竹内が、実は一番の苦労人である模様。次は理事長代理当りですかねぇ。2004-11/25には、公式ビジュアルガイドが出る模様。
 『らき☆すた』は、夏休み明けの2学期ネタ。この作者の中の人、線が然程太くないのに背景にまでトーンを使っているので、全体的には潰れて見えますねぇ。黒っぽすぎるし、印刷荒れるとなんだし、なんか惜しいな。
 『Craphical Rvolution』は、鳴瀬ひろふみ作画、久我城貴哉原案の読み切り。売れてるコスプレ専門のカメラ小僧と、自分に自信が持てない少女の話。結局、彼にカメラ越しに写される快感に憑かれた模様。遂には、カメラ越しに見つめられないといけなくなったりして…。カメラ小僧の方が、一寸完璧過ぎなのがなぁ。女の子だけにウェイトを置けば気にならなかったのだが、チョイと今一。ネタとしてはありがちだけど、もう少しページがあれば、構成に緩急を付けて引き込みが上手くいけたかも。
 『電波ちゃん』は、体育会の話。美味しい話を目論んでいたが、爆弾で台無しに。そう言えば、男女平等のあおりか、女の子より料理が上手い男と別の意味で料理でイチコロな女の子は今や定番ですね。やらず嫌いの男も居ますが、男女に関らず料理くらいは人様に出さない自前程度はできていた方がお得。と言うか、包丁と鍋を握ったことがないのを自慢する男は一寸…(汗;)
 『ただいまつばくろ六丁目』は、久しぶりの続編で、秋月亮。おもわず、どこかからパクって来たような新作だと思ったことは、勿論ないしょ。
 『小悪魔のギターフリークス』は、大岩ケンヂの読み切り。夢を奪い、奪われた夢を取り返す話。夢と音楽を絡めているのだが、ヒロインが音楽に夢をどこまで託しているのかがちょっと判り辛い気も。こだわりの深さが判らないので、なんで取り返そうとするのかの理由付けが甘く感じる。才能ウンスンだけではなく、親兄弟や憧れの人絡みでその道を進んでいるとか迄行けば、納得し易かったかも。全体的には、なかなか面白いと思う。次作も愉しみ。
 『彼は×BRAND』は、ゆいまゆたかの読み切り。惚れた幼馴染の男がオタクだったという女の子の話。げんしけんのあのカップルを思い出しますが、それだけのことでパクリとまでは思わない。昔ほど迫害を受けなくなったオタクだけど、未だに差別されているのには変わりない。怪しい宗教に填まり過ぎている人とか、白人が見るカラードと同じ扱いだと思う。結局は、他人を穢し見下すことで遠まわしに自分を誉めてあげないと生きて行けない、破滅型の弱い人たちが良く差別をするのですが、彼らはそれ故に勝ち続けないといけないので顧みるなどして自己評価することはないんですよね。つまり自分だから正しくそれと異なるから他人が悪い、の絶対的な図式? 自分の価値判断で世界の全てを決めつけ、自分でない他人を認めて受け入れることができない孤独な人たちってのは…。ある意味では、オタク差別主義者こそが壊れていると思う。そんなに嫌なら、秋葉原とかにいかないといいのに、差別することでささやかな自尊心を満足させる為にわざわざ行くんだから…はぁ。対象が違うだけで、自分が高尚だと思い込んでいるものに討ち込むのは、傍からみれば同じ。オタクの体臭も下品な香水をぷんぷんさせているのも、何処に差があるのだろう?(笑) 人間、興味がないと無頓着あれば煩くなりますが、他人まで自分と同じでないと納得できないってどうよ?
 『プリンセスコンチェルト』は、幼馴染が王子さまで、追っていってメイドになったもののって話し。スルタンでも似たキャラがいたなぁ。身分差で結ばれないことには気づいているのに、それ故近くにいたいっているのが女心か。でも勝手をいうと、いろいろと気の抜けない貴族の屋敷で、気安く開いて出来る娘が居るのは貴重だよなぁ。でもそんな娘は、もう少しページが有ると、同僚のメイドたちに虐められちゃうんですけどね。でも本編は微笑ましくっていいカンジです。
 『dioptrisch!』は、メガネオタの前に現れた眼鏡ッ娘の話。でも、只の眼鏡ッ娘じゃなくて、ヤオイな腐女子とか…。ところで、『グリ×グラ』って?
 『鋼鉄の少女』は、戦争のように極度の緊張を長期に強いられるもとでは、だんだんと壊れて行く話。ナウは何かの薬をやっているような気配。補充兵たちは、今時の若者といっしょで、信じたいことだけを信じて、見たくない事実は無視するか自分が心地よくなるように螺子曲げようとするタイプ。こんなのに限って悪運強くて生き残っちゃうんですよね。亜米利加の越南からの帰還兵も政府に壊され普通の社会には馴染めず、悩んで足掻けば社会不適合者として危険視し処分される。なんだかなぁ。人の死が身近過ぎて禁忌とはなりえず、異常さから目をそらす為により大きな異常さに埋没させようとするみたいな? 戦地で真面でいられるのは、銃後で身の安全を確保出来る高級将校だけですか? 壊れる下士官以下は、戦後で重荷になりそうですね。出かければ無事に帰って来れることを疑わず、日が暮れれば明日の朝日を拝めるのが当然だと、当たり前過ぎて疑うことすら思いつけない人は、ホンと幸せよ? 断崖の崖っぷちで踊る愚者みたいにさ…
 「すすめけん」は、げんしけんからみ。宮崎の時とか、オウムの時とか、マスコミは判り易い被差別者として扱いましたからねぇ。小数の社会弱者相手だと手を噛まれる心配なく一方的にやれますし、客にも理解して貰い易く支持も受け易い。上客と違うところを異常として誇張したり、逆にそれ以外を故意に伏せて都合よく誤解させることで納得し易いように仕向けて煽るのは、詐欺と同じ教宣。故意に仲違いさせているようにしか思えないのだが。Winnyからみの判決前の行きすぎた見なし犯罪者扱いで教化している、P2P技術やアプリケーション開発への弾圧などは、中世の教会の天動説の押し付けとどこが違うのかと思えるのだが、やる方は自分たちだけが気づいた明確な差があるらしいのですよね。

 季刊誌と言っても、その月の何日に出るかは不定ですね。中旬だと思って買い逃すところでした。表紙の絵師は、七瀬葵から始まって、約半分は七尾奈留で、ここしばらくは連続登板。七尾奈留以外は、一人一回づつしか描いていませんね。七尾奈留画の秋の號もこれで3度め。次も連投だとしたら、どんなネタになるのやら。
 Canvas2は、思いのほかはまったなぁ。デフォルメのギャグキャラに最初は違和感を感じていたけど、慣れればそんなことない。柱のキャラ紹介では、少々ブラコン気味となっているエリスですが、ここまであけすけだと霧でも手を出せずましてや他の娘なんてと言う感じ。師走まで待てねぇなぁ。また本誌へ出張してくれないものか…

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