定期更新@ファンタジア バトル ロイヤル
雑誌の掲載リスト更新で、富士見書房刊Dragon Magazin増刊「ファンタジアバトルロイヤル」2004年Autumn號を、拙宅にて更新。
表紙は、「気象精霊記」より七瀬葵で『錫杖とミリィ(アダルトVer)』ってところです。アダルトと言っても、ぷらくてぃかと比べた成人ヴァージョンなだけで、エッチなものじゃないので念の為。
目次のIllustrationは、増田恵で『別れ』。木枯らしの吹き抜ける公演のベンチで、本を携える眼鏡ッ娘が、落ち葉片手にほんのり頬を紅に染め想い耽けっている感じの奴です。含羞む様子が、なんか良いなぁ…
読者プレゼントは、194P後ろの切手代自前の綴じ込み葉書で、2004-11/16消印有効で投函。海外からウンスンとは書いてはいないので、例えばヴァルハラからも応募だけは受け付けるのか? 餌は、『表紙テレカ』を100名、『気象精霊記デジタル温湿度計』を2名、『気象精霊記マイクロファイバータオル』を1名、『サイン入椎名優画集』を3名、『ファンタジア大賞受賞作POP&栞セット』を10名、『タクティカルジャッジメントフェア限定ポスター&ポストカードセット』を10名など総13種類を163名にチャンスを。
『カーリタースの風によせて』は、夏至の夜の宴会をやっている間に、コロルが過去を見られる螺旋階段を昇って行ってというもの。いいところで、続く何だよなぁ。
『気象精霊記』は、本誌のぷらくてぃかと違って成人時代の話で久しぶり。なので、4Cと1Cの特集が延々と。月刊誌でバリバリとチャイルドVerを描いて来た反動か、顔の感じとか、ちょっとタッチが違う印象です。本編は、うっかりキャサリン師弟を出動させてしまったので、お目付役にミリィ&ユメミを派遣したけど? 年の功と言うか、真面にキャサリンを相手にするには、ミリィ達はまだまだ青かったようです。しかし、ぷらくてぃかと違って精霊記の方は、賭け事と酒盛りのなかった話がないような…
『ハーフダラーを探して』は、ミステリー文庫から単行本も予定されている水城正太郎の新作。ちなみにイラストは、ユキヲなのでそれも楽しみ。物語は、金、金、金のドタバタ詐欺師物。舞台は変人巣窟の学園で、ヒロインはそこで色々といじられるらしい。
『パノのミニ冒険』は、巨大南瓜の話。リアルにも子供が入れそうな位のギネス南瓜があるらしいが、お味の方は、大きさと反比例するらしい。蜜柑なども、そう言えば小粒の方が味が濃かったりする。
『ストレイトジャケット』は、白泉社刊Young Animal増刊『嵐』にも漫画で出張。漫画の方はなかなか。本文は、虚無な相棒との話。人の姿はしていても、だからこそ魔族より理解し難いものかもしれない。ホラーの基本は、信じ切っていた日常を否応なく突き崩す事、なれば…。
『DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チュナー DOGDAYS』は、五代ゆうの読み切り。今度出るビデオゲームの宣伝的なもの。
『食卓にビールを』は、冒頭を読んで笑いました。そうか気をつけねば… ところで鳥の膝は逆に折れるように思えるが、骨格を見ればそこは膝じゃなく足首なんだけど? ウルトラマン? 今回は怪しい防衛隊と植林の話。このシリーズは、故星新一氏のショートショート的ノリがあるので好きですね。
『なんとなく伝説の勇者の伝説』は、ブルマなフェリスですよ、おにぃさん。買い逃しちゃいけませんぜぇ? …ってな感じです、いやほんと。清潔感よりも、借り捨てAVみたいな艶めかしさが漂うのですが…(汗;)
『伝説の勇者の伝説』は、即位直後のシオンを周りのキャラクターから見た話し。フィオルは、救われたのか? クラースベルはどうなったのかが気になるけど…
『へっぽこ冒険体』は、文化祭モドキのお芝居と言うか、喜劇で笑劇と言うか…(汗;)
『海沿いのサマータイム』は、ヤマグチノボルの話。死んだ兄の元恋人が担任で、彼女は未だに亡き兄に心残してと言う話し。誰もが、自分に振り向いてくれない相手の背を見ているという感じかな?
『おしえてしずるさん風雲篇』は、本編に有らず漫画です。ラジオ番組の読者コーナー風味。よーちゃんいじるしずるさんって感じ。遊ばれているなぁ(笑)
『乱破戒GoGoGo!』は、八街歩執筆、てくてくイラストの読み切り。単行本も予定されている。幼馴染付学園ギャグ物で、ある日美少女忍者が転がり込んで来るというもの。素材としては有りがちな学園ギャグ物だが、どこ迄このシリーズでないと味わえない面白さを出せるかが味噌か? しかし、忍者びぃむって、新手のハリセン?
『テリブルマシンツインズ』は、女心と男の子心って感じ。行くなよと止めて欲しい、何これと相手にしないで欲しい。維持の張り合いで、ついむきになって本心とは逆の事をやってしまう。青春だねぇ… 悪用されるから実用性が有るモノをつくらないって… P2Pアプリとか、ディスクコピーソフトとか? 貴方が言ってくれないなら、私はそれほどにしか思われていないのねってことで、次回来年へ。
本誌共々、ラノベ雑誌なので挿絵に加え4色特集ページもふんだんにあります。ありますが、記事にキャラの説明文などはキャラにかからない程度の背景に、枠取りなどせずにそのまま文字を載せています。背景でも単色ではなく模様になっていますのでやり難いと思いますが、結構明度や彩度で文字と地色の差が小さ過ぎて読めない箇所も多い。絵を重視するならゴミみたいな文字は極力いらないし、記事も読みたいなら絵を小さくして記事と分離する方が読み易い。中途半端な、読みにくい文字でイラストを汚すのは、どうかして欲しいのだが…?
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