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2004.10.30

定期更新@ZERO-SUM

 一賽舎刊月刊漫画雑誌「ZERO-SUM」2004年12月號の掲載作リストを、拙宅にて更新して来ました。

 表紙は、「LOVELESS」より高河ゆんで『立夏』。アニメ化に先駆けて、ドラマCDの誌上通販がはじまったので、梃子入れが在るようです。
 綴じ込み付録は、『Comic Card Collection』で、今号は『最遊記RELOAD』・『拝み屋横町顛末記』・『天地の朱』となっている。この手の付録では封はしっかりとしている方なので、買う前に不届き者チェックをして置く方が無難。
 誌上通販は、『LOVELESS』のドラマCDと『Radio ZERO-SUM TALK PACK(1)』で、郵便局に在る官製の振り込み用紙でCD1枚当り2500+一律送料600円を加えた額を2004-12/20迄に振込むこと。枚数制限はなく、収録時間はどちらも70分ほど。
 ドラマCD『LOVELESS』のキャストは、青柳立夏:皆川純子、我妻草灯:小西克幸、清明:成田剣、キオ:竹内健、ユイコ:植田佳奈、他となっており原作単行本1巻の3話までを完全収録とある。ジャケットは高河ゆんの書き下ろしで、ボーナストラックも予定されている。
 愛読者プレゼントは、10P後ろの切手も恵んで葉書で、2004-11/27消印有効で投函。餌は、『表紙テレカ』を50名、『最遊記RELOADマグカップ』を30名、『最遊記RELOADグッズ』を3名、『LOVELESSグッズを10名他、全15アイテムを127名にチャンスを。

 『Xenosaga Episode I』は、ナムコ原作・馬場淳史作画の、新連載。元は、人類史の開闢から滅亡までを描くというゲームから。火事場泥棒しに駆け付けてみれば、バイト前に厄介な拾い物をしてしまってと言う話。

 『Landreaall』は、本の虫で相談役を名乗るレイ・サークとDXがご対面。そこで逆に悩みを授かる。そうする内に、男子学生に仮装したアンと御対面。DXの部屋を暴き、彼女はイオンの元へ。そこでイオンを挟み、ソニアと火花を散らす。一方DXは、見合いの相手のことでオズモおじさんを訪ねてみれば、アンではなくメイアンディア・クラウスターのはずで人違いらしいと判り、あれは誰だと…? 一悶着有るのか? 何が目的なのかが興味深し。

 『Cain』は、浅田恭佳の不定期の読み切り連作。目次にないので、穴埋め原稿と見た。子を残しその親を狩る悪魔と戯れてみれば、非はその親にあり。子は人に有らず、所有物に過ぎないとする親は多い。言葉が通じる分、愛玩動物より都合が良いらしい。子供の最大の敵は、いつまでたっても人と認めない親かもしれない。

 『学園ノイズ』は、次回で最終回。

 『ドラマCD応募の決り』は、山中こころ作。間違っても単行本には収まることはないが、こんなものもコレクトしているものはいるのか? 蓼食う虫も好き好きで、人が集めないものこそコレクションする喜びもあるが…

 『神様アパート』は、山中こころの読み切り。お家賃の取り立てネタで、出てくるのは、全て物の怪で狐に狛犬に河童。ネタも有りがちと言えば有りがちなせいか、やや印象に薄い気がする。

 『コーセルテルの龍術士物語』は、2004-12/25に1巻予定。本編は、地竜術士の地下の書庫で『恋の秘術』と題された本を見つける。なもので、ノイにそそのかされユイシィはランバルスに内緒で他の竜術士に見せて貰いに出かける。ロイとノイの不器用さも微笑ましいのですが、実直なユイシィの悩みもまた。あのような師匠を見て育てば、逆にはなるのだろうが、師匠の肩の力の抜き方も少しだけ見習った方が悩み事も減るのではと思う。ランバルスもユイシィがちゃんとヤッてくれるから、気楽に行けるのでしょうが、ちゃんと見るべきところとやるべき事は押さえているのは流石ですね。

 『破天荒遊戯』は、染井吉野から生命の話とか、クローンは完全コピーでないなどと色々難しくなって、プロメテウスの町に全員集合らしいです。

 『バンパイアドール・ギルナザン』は、ハロウィンのパンプキンの話。男心女体が男装した場合、何と呼べばいいのだ? 凛々しいですけど… 裏で色々と企んでいる模様。

 『拝み屋横町顛末記』は、今だに先代大家は鬼門で、頭が上がらないみたいですねぇ。そおゆう人たちでないと、こんな曲者ぞろいのおじいちゃんたちを店子として抱えてはいられないんでしょうけど(笑)

 『アダ戦記』は、日下彦が姫を口説いている間に、近衛隊長は事態を打開すべく我が儘姫達を連れ出し、そして精霊月読に唆された王はアダを槍襖にするが… ここで死ねば、物語は終わりますが、どう回避させる事やら…。口説いた姫が鍵でしょうか?

 『光』は、色々と役者が集って着たようです。大きく動くかな?

 『東京ゲームショウ2004』は、如月芳規の読み切りレポ。都会は愉しくて良いのぉ…

 『うつろ舟』は、綺麗な子だと思えば夜鷹ですか。おまけに悪党が、善人じみた事をやりたがると、末路まで…。なんか殺伐としていて、血の匂いが充満している感じ。

 『あまつき』は、現代に置いては理の通った科学も、時代が変れば呪いと変わりないという話。確かに与り知らぬ法を用いて、事をなすという点ではかわりありませんね。魔女というものも時代を間違えた科学者なのかもしれませんね。

 『トライライン』は、結局掌の上で踊っていただけですか?

 『そにょもにょ』は、前回迄の話を忘れそうですが、新キャラは神経を逆撫でするのが趣味みたいです。早退して、グフの顔を見て爆弾置いて帰っちゃいましたが、その後の彼の姿を見たものは… 次回は又来年発売号ですか? WORD掲載ではないでしょうが、良い勝負かと…


 今月号で、ZERO-SUM漫画スクール第6回も発表。Dクラスが、時任奏の『失セ物探偵奇件帳』と、汰巻レンジの『デイリートリッカー☆』。Eクラスが、マルタコウの『モルティセルト』、高瀬聖の『ホントノ扉』と、ゴロウの『草を愛でる』。
 応募者の中には、下はローティーンから、上は40代もいた模様。在るところでは選外で、別の編集部ではあっさり連載というのは、プロでもあること。描きたい物を載せたがる編集部の中で、腕に覚えのない者ばかりが応募している賞を狙うのが味噌なのだろうか?
 トップよりも、次点の方が結局連載を獲得したということは多いですしね。
 でも最近は、手塚治虫の時のようなアマから賞を餌に堀り当てるより、同人界からセミプロの実力者を引っ張って来る方が多いのか?
 同人作家と、商業専門との差は、どこ当りにあるのでしょうかね?

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