定期更新@COMIC FLAPPER
メディアファクトリー刊「コミックフラッパー」2004年12月號の掲載作リストを、拙宅で更新して来ました。
表紙は、OKAMAで『秋の実りを迎えたドリアネイド』って感じです。
読者プレゼントは、目次後ろの”切手不用”葉書で、2004-12/06”必着”で投函。餌は、『デジタルカメラ』を2名、『QUOカード1000円分』を10名、『アタゴオル2005年カレンダー』を5名となっている。アタゴオルカレンダーは、『アートスタジオ風呂猫』で通販を受け付けている物。
『忍者飛翔』は、村正から打ち分けられた因縁の村雨丸と水晶丸絡みで、虎王丸との話。ところが、水晶丸と呼応する刀を持つ謎の一条家お嬢様が、探りを入れる為にね太郎へお見合いを持ちかけて来る。勿論、真琴の気持ちは複雑で…、いや不機嫌なのだが。虎王丸を鷹彦と呼ぶ老刑事は、虎王丸の父親か? しばらく続くみたいなので、愉しみ。虎王丸が、ライダーマンに似ていると思ってしまったのは、勿論内緒だ。
『ふたつのスピカ』は、結局間に合わなかったものの、仲間たちはアスミの為に早くすませ相手も待っていてくれた。なんだかんだとアスミのことを気にかけ、協力してくれる仲間関係の先行きは、明るいのではないだろうか?
『さくらの境』は、名前の発音のイントネーションへのこだわり。意味が違って来る事もあるが、方言でもばらつきもあるし、私はこだわるのはストレス軽減の為にあきらめているのだが…。にこちゃんがおばあちゃんちモードになりっぱなしなのは、それだけ気が許せる相手になったと言うことか?
『アガペ』は、どっかのニッテレで見たような番組ですが…(汗;) しかし、彼が本当に犯人なら、k冊の手口を心得ているだけあって、やり辛い筈だが…?
『ナリワイタイムス』は、前回のロボットネタの完結編。夢を追いかけられる気力と能力と環境を持っている方は、本当に羨ましいですねぇ。普通はどこにでも、自分を磨くより他人を削り落とすことに非常に熱心な方々が必ずいるものですけど…。環境を人にではなく、人を環境に合わせようとする考えは良いですね。問題は、政治屋にとって、道は金脈だし国民の不満は金の樹の種なのですけど…
『二十面相の娘』は、既に彼は、もうこの世にいないのではないかって言う雰囲気に持って行っていますね。もう彼がいないことを自覚させて、彼女がその後継者になろうと決断させる狙いなのだろうか?
『Fantastic Children』は、力の差を見せつけられたトーマはなんなのですが、ラストのヘルガは本当にエロチックに描いているなぁ。しかし殺戮淫享症な、姐さんはチト…(汗;)
『刀神妖緋伝』は、全員集合して、取り敢えず少女を助ける為には一気に倒さないとダメってムード。イケイケな乗り気ですが、そこで待ったをかけるのはなぜ? 次回どう纏めて終わらすのか…
『ただ死んだだけの話』は、前回のみの読み切りかと思ったのですが、再度2話ほど掲載。このまま連載へ雪崩込むのか? 次へ引いているし… 悩み無き幽霊だが、彼を思う女の子が知ったらどうなるのやら(汗;)
『アタゴオルは猫の森』は、最終段階に入って、もはや外面を気にしなくなった模様。しかしスミレ文字って…(汗;) リバ様の正体には、なんとやら。トンボも見限ったようだが、リバは最後のあれでなにをやろうと言うのか…。最後は、正体だけにヒデヨシにやられると思うが、どうだろうか?
『THE EDGE 新選組』は、次回で完結。夢と現実がすれちがい始めて行って、瓦解するのも…
『ナジミ年代記』は、君塚祥の読み切りで、第10回フラッパー新人漫画大賞佳作受賞作。ところで、355Pの結果発表では『君塚梓』で、扉絵は『君塚祥』。デビューと言うことで、PNを代えたのだろうか? 作品は、寂れた海に望む町で、ある日少女が父親に続いて『勇者』に命ぜられるという物。アノRPGの出だしを思わせるのだが、それが何かは具体的には語られない。話は、人から押し付けられた将来を、自分を思ってくれる人がいることを感じて、改めてそれを自分で選ぶと言う物。流されるのでも逃げるのでもなく。学生が、その時が来て社会に出て行く時の決断を、置き換えていると思う。ちょっと判り難いところがあるかもしれないが、まずまずだと思う。近々読み切りも描くらしい。
『すいむ。』は、彼は彼女を送って彼女が初めて連れて来た客に。あいはその事を直接は聞かされず、ブルーになるものの、海で逢えてご機嫌に。おかあさんも面白そうだが、美幸自身が遠まわしに告白したのに気づかないのは、やはり母親の診立て通り鈍そうだな。もてるのに鈍いのは、エロゲの主人公みたい(笑)
新人賞の編集部特別賞は、小田村弘毅の『歌武姫』となっている。”かぶき”と読ませるのだろうか? 粗筋だと、歌舞伎とヨーガが、格闘で対戦するらしい。お笑い物なのだろうか?
accessQは、志水アキの欄が空白。以前から先生方にウザがられているかのような印象がありますけど、読者に受けると思って無理強いさせているのですかねぇ…(汗;)
以前から感じていましたが、全体的に先生方のテンションが地べた這っている印象です。某熱血漫画家漫画で言う所の、漫画家に入れる電池を編集者たちが持っていないのでせうか? 稿料を渋ったり遅配が続いたり、預った原稿を中々返却しないなど、消耗品扱いでもしていると温度差は広がりますよねぇ。
出版界は、お堅いところですら漫画に手を出すほど、漫画ならまだなんとかと言うくらいに、相変わらず荒屋に隙間風が吹きあれている感じです。そして、作家という鉱脈も、湯水のように使い捨てられるほど、良質な物は豊富でないと思うのですが…?
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