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2004.12.27

定期更新@少年エース

 角川書店刊 月刊漫画雑誌「少年A」2005年02月號の掲載リストの更新を、拙宅で行なってきました。

 表紙は、「新世紀エヴァンゲリオン」より『渚カヲル&綾波レイ』の人外ペア。該当作の連載10周年記念号として太鼓鳴らしている。しかし、通話は64話なので、その半分近くが休載していたということになる。20世紀の平成アニメは、この作品が良い起爆剤になっていましたね。
 折り込み付録は、貞本画の『新世紀エヴァンゲリオンプレミアムカレンダー』。描き下ろしのみだと狂喜乱舞だったのですが、取り合えず感もしています。
 折り込み付録は、表紙裏に『ドラゴン☆オールスターズ少年エース限定スペシャルカード 《ケロロ軍曹であります!》special card』。封が甘く指で剥がせるので、不届き者チェックをお忘れなく。
 誌上懸賞は、『ケロロ小隊スタンドPOP5枚セット』を、官製葉書で2005-01/25消印有効で受付。応募券の類は無いようだが、幸せ者or転売屋共は20名のみ。
 誌上通販?で、角川キャラクターコレクションで『ケロログッズコレクションVol.2』が、2005-01/25迄先行予約受付。ケロロ軍曹から蓑グッズが21商品ほど紹介されている。
 誌上懸賞その2で、『GIRLSブラボーサイン色紙』が2名に。声優6人のサイン入色紙が餌で、官製葉書で2005-01/25消印有効で応募。詳細は本誌10P左下角参照。
 愛読者プレゼントは、目次後ろの切手代にお年玉取っといて葉書で2005-01/25消印有効で投函。餌は、『エヴァンゲリオン自習時間フィギュアセット2種』を5名、『GIRLSブラボーDVD(2)』を2名、『ケロロ軍曹縫いぐるみ3種セット』を3名、『ケロロ軍曹ブラブラケット6組セット』を5名、『AD POLICE終焉都市サイン本』を3名、『NIGHT AQUA MUSEAMの内どれか3個セット』を5名、『Fate/sray night逢坂凛PVCフィギュア』を3名他、全15種類を59名にチャンスを。
 誌上懸賞その3は、2005-02/03発売予定の『PS2ゲーム トップをねらえ!』を、応募券を切り取って2005-01/31消印有効で投函した者の内から200名にプレゼント。今ホットな2の方ではなく、ガイナックスが前世紀に全6話のOVAとしてリリースした方が原作。パロディものの集大成と酷評下した者もいたが、通には非常に楽しめた作品だった。
 誌上懸賞その4は、2005-01/25消印有効で官製はがきを投函。餌は、『神無月の巫女大吉PRESENT 声優6人直筆サイン入りポスター』を、6名に。詳細は、本誌286P。


 『新世紀エヴァンゲリオン』は、二人目のレイが喰われつつあるところ。本気を出せば敵ではない弐号機のカヲルは、未だ化けの皮を被らないといけないからと、傍観を決め込む。そこで漸く初号気が封印解除を受けてというところで引き。基本的にアニメをなぞっているためこの後の結末は読めるのだが、時間的誓約がより強いアニメをもとに、細部を厚盛りにして補完しつつなぞっているのが特徴か。

 『ケロロ軍曹』は、隊長になれる遺伝子は限られており、それ故に隊長の遺伝子はクローンとして確保されているというのが笑った。?あたりの2ちゃんゴロ当りは、このネタだけでSFの中のSFの中のSFであると諸手を挙げて絶賛しそうだが、見る目のある者からは冷笑を買うだけに違いない。これだけに限らず、初出どころか手垢の着いたネタのその叉パロディの集大成的に過ぎないのだが、そうやってお約束で塗り固めているからこそ陽動にもアピールでき受け入れられているという巧みな構成と演出は評価してみてもよいかもしれない。

 『仕切るの?春日部さん』は、ネタやノリが全作と変わりないような気がする。キャストと舞台だけを入れ換える必要があったので、タイトルを改めて仕切り直したのだろうか。 内容に新鮮さが感じられないので、店舗などの新装開店みたいに、無理に仕切り直さずともよかったのではと感じてしまう。

 『マカイど~』は、大和田秀樹の新連載。他社の連載と掛け持ちかとは言わない。話は、基本は学園物で、ドラえもんかウィングマンかと突っ込みたくなるような、本から自分が望んだ便利アイテムを取り寄せられるというもの。お約束的にお莫迦くんだが、22世紀では重要人物らしい。デ・ジャ・ヴュがしそうなネタだが、この後どのように話しが広がるのか期待。

 『ヒビキのマホウ』は、運命の3日目。寿命を迎え苦しんでいるところに、アヒトが持ってきた小瓶の薬で持ち直す。そこで何も知らずにシイラアサンを、ユッコのところへ連れていくのだが、その薬はユッコの死んだ娘の最後の涙。しかし彼女はシイラアサンと会うことで何を忘れていたかを思い出し、癒される。お涙頂載といわれそうだが、泣ける話にしあがっていましたね。

 『花子と寓話のテーラー』は、コックリさんこと寓話化探偵の完結編。盛り上がってこのまま終わるのではと思ったのだが、あやしげなキャラクターを迎え、隙間女へとつづくらしい。降板か続投かの節目となったのであろうか?

 『神無月の巫女』は、月の姫巫女と大蛇が我が内紛というか大荒れ。原作のアニメも終わって、連載のほうも終わりそうですね。

 『GIRLSブラボー』は、言動がお莫迦そうに見えるからと言って、中身も伴うわけじゃないという話。しかし東大の赤本の数学の問題を暗算で解くとはねぇ? 『…って私が用意したもんではありませんけど……』と言うさり気ないセリフが、ねぇ。お約束ではありますけど(笑) その下の駒では、つい比べたくなるのは人情というもの(笑) 美春>キリエ>リサ>こよみの順だろうか。

 『TRIGRAM8』は、浜路の一件で落ちこむ犬塚にヤツはだが一肌脱ぐ話。八卦のほかの七人に呼びかけて、出し物をひとつ。御礼の接吻というか頬を染めるのは、それ以上のお返しではないだろうか?

 『グレネーダー』は、現代篇に戻って、今までの流朱菜抹殺指令はゴメンなさいという話。その一方で、流朱菜の故郷は、7年前に一人の男に焦土にされたことが判明する。以後の流れは、故郷を焼き払った男との一戦か?

 『成恵の世界』は、婆さまの問題もさることながら、観察庁の機族たちがおかしい。サザエさん現象の方は置いておいて、時空間にひずみが生じてきた模様。節自身に原因があるかどうかはともかく、余波を食らった地球上の艦船が落ちてくる恐れがあるので、ことが大袈裟に。作者の人は、なんちゃってに見えて、好ましいSFを多数読まれたみたいでなかなか興味深い話しを展開されているので楽しみですね。日本でよく遣われるSFと言う単語は、ファンタジーとともにリアリティの欠如した妄想作品という卑下する使いまわしをされたりしていますが、SFは元来は科学啓蒙小説としてスタートしました。フォワードなど物理学者が執筆する事もありますし、文学性の欠如した作品ばかりでもありません。科学が人に齎すかもしれない未来を示唆してくれるのが楽しみな作品の一つが、この作品と思ってます。判る者には、味わい深いといったところが感じられますね。

 『ちるぱに』は、高橋修の読切。漸く口説き落とした彼女と初デートといった時に、問題発言を連発するお子ちゃまが登場。女の執念は怖いというか、これで喰い頃になった頃に、良い男見付けたからと捨てたりしてね。お前のせいで振られつづけの俺はどうなるって…。それは続編があればの話か。ページ数から言うと、足りなかった成恵の穴埋め的で有りがちなネタですが、上手くまとめた物だと思う。ショートだけではなく、もっとボリュームのある作品も読んでみたいですね。

 『探偵儀式』は、案の定99人が殺戮された後、100人目の音夢の手には狂気であると推察された火器が。mysteryのまともなオリジナリティのあるネタは発掘され尽くしているとも言われていますが、そこで優劣を付けられるのは、表現力や物語の見せ方でしょうね。

 『MAIL』は、山崎峰水の読切不定期連載。今回は、瓶詰めと土左衛門ネタで、続くとあるところはこのネタで続編があるのかな?

 『ヱデンズボゥイ』は、崋山ッ…。四肢を切られ全裸で串刺しとは無惨。普通の人はともかく、強かったはずの連中に続き、シーダとそしてヨルンさえもあっさりと。彼らはお前がいるせいでとばっちりを受けたに過ぎず、当たり前のことを遣った我らではなくその責はお前のみが問われるとの言い草です。?の2ちゃんごろもそうですが、「俺のお蔭お前の所為」というのは今の常識らしい…(汗;)

 『最近のヒロシ2』は、身内ネタかと思いつつ、穴埋めで使っても面白いかもと思ってしまう。

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