定期更新@日曜日 Ver2005.01.16
小説での主なラインナップは、『暗夜変 ピストル夜想曲』、『要人警護』 〔4〕 シークレット・ダンジョン、『キターブ・アルサール』 風の呼ぶ声、『芳&久住シリーズ』 〔5〕 親猫は恋に落ちる、『銀河お騒がせシリーズ』 〔5〕 銀河お騒がせドギー、『アダルシャンの花嫁』 〔2〕 ハルシフォンの英雄、『MYSTERIOUS DAM!』 青い方程式 EX、『メールボーイ』 〔3〕 嘘と秘密、『バトルオブ CHUCHU』 〔5〕、『銀盤カレイドスコープ』 〔4〕 リトル・プログラム:big sister but sister、『蘭堂家の人々』 〔5〕、『鬼哭街』 〔2〕 鬼眼麗人、『ベルガリアード物語』 〔1〕 予言の守護者、『パラレル・トラブラーズ』 〔4〕 哀しき人形、『西の善き魔女』 〔3〕 薔薇の名前、『月狩士』、『西風の皇子』 〔4〕 最後の魔法使い、『幻獣怪綺譚』 〔2〕 美嘉と由梨の龍神伝説、『色重ね』、『ARIEL』 読本別巻 (1)、『黒愛 ~一夜妻館・淫口乱乳録~』、『ネアンデルタール・パララックス』 〔1〕 ホミニッド-原人- 、『悪魔で純愛』、『魔界騒動記』、『KURAU Phantom Memory クラウ』 〔2〕、『悪魔の皇子』 〔2〕 ブラインド・ソーサリー、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』 〔3〕 眠り男の棺、『断絶への航海』 、『秘密カジノで拘束ロマンス!』、『斎姫繚乱』 〔5〕 怨呪白妙、『天界森儀』、『くじびきアンバランス』 〔2〕、『にんげん はじめました』 〔2〕 にんげん やめました、当り。
漫画での主なラインアップは、『switch』 〔7〕、『魔法先生ネギま!』 〔9〕、『オリンポスのポロン』 〔1・2〕、『アンソロジーコミックス』 学園ヘヴン (6)、『コミックアンソロジー』 月姫 (17)、『コミックアンソロジー』 Fate/stay night (7)、『神州纐纈城』 〔4〕、『皇国の守護者』 〔1〕、『おとぎ奉り』 〔5〕、『阿佐ヶ谷Zippy』 〔7〕、『セラフィック・フェザー』 〔9〕、『家畜人ヤプー』 〔5〕、『EDEN』 〔12〕、『ドラゴン騎士団』 〔23〕、『エア・ギア』 〔9〕、『ファイアーエンブレム 聖戦の系譜』 〔10〕、『TWIN SIGNAL』 〔3〕、『SOUL GADGET RADIANT』 〔1・2〕、『GO! GO! HEAVEN!』 〔1〕、『ときめき水滸伝』、『機工魔術士 enchanter』 〔7〕、『666 ~サタン~』 〔10〕、『ふたりはプリキュア』、『神戸在住』 〔7〕、『ツバサ RESERVoir CHRoNiCLE』 〔9〕 、『パーム』 〔10〕 愛でなく (1)、『LOVELESS』 〔5〕 ※限定版、『ぷぎゅる』 〔3〕、『ほしのこえ The voices of a distant star』 〔1〕、『生徒諸君! 教師編』 〔5〕、『涼風』 〔5〕、『高遠るい 作品集』、『リンガフランカ LINGUA FRANCA』、『よみきりもの』 〔8〕、『焔に立ちて』 〔1〕 波乱万丈の女たち、『オルフィーナ』 〔1〕 ※新装版、『マテリアル・パズル』 〔11〕、『世界の終わりの魔法使い』、『Harlem Beat』 〔16〕、『鉄人28号 皇帝の紋章』 〔3〕、『天地の朱』 〔5〕、『ドロヘドロ』 〔6〕、『少女幻想』、『キューティーハニー SEED』 〔1〕、『峰倉かずや 画集』 salty-dog (3)、『新・ワイルド7』 〔1〕、『DEAR BOYS ACT2』 〔18〕、『モノクローム・ガーデン』 〔3〕、『LEVIATHAN』 〔11〕、『アクション大魔王』 、当り。
2005-02発売予定分が出揃いましたので、やや大目となっております。03月が決算期ということもあって、いろいろあるようです。
小説などは、前世紀は先ず文芸判のハードカヴァーで出版され、次いで新書判に文庫版にと墜ちて行ったものです。しかし、最近は特に若年層向けのラノベと俗称されるジャンルを中心に、いきなり文庫版で出るものが普通になりつつあります。その文庫判も、創元やハヤカワが再訳版と称し、単に装丁を変えるだけの再版ではなく、文面にも手を入れ新たに出すケースが現れだしました。それらの多くは、惜しまれつつも絶版になって久しいものが多く、その価値が判るコレクターがプレミアムを付けてでも入手したがるものだったりします。又それとは別に、オンデマンド版と呼ばれる簡易的な装丁の復刻版も一部で流通しているようです。
これらは、古本屋業界に喰われてたまるかといった出版業界の意地が見え隠れしているような気がしますが、気のせいでしょうか?
貸本権なるものが成立し、著作者等へ一切還元することなく荒稼ぎ放題だった中古市場へも、その暴走に歯止めをかける期待が出てきました。しかし、なぜこんな状況になったのでしょう?
消費者にとって古本市場は、いくつかの意味があります。プレミアが付くような希覯本でなければ、新本よりも安く買うことができます。多くの比較的購買力が見込めないと出版者が判断する本が、少部数の初版本を刷り捨てに近い配本にみえます。それらは、インターネットに乗ってくるようになって以前よりは捜しやすくなったとはいえ、根気さえあれば発売時に買い逃しても中古市場で入手できる可能性が期待できます。物を買う時ばかりでなく廃棄する時にもコストがかかる現在では、金を出さずにすむばかりか僅かとはいえ小遣いにできる廃棄処理ルートは、経済的な負担を軽減してくれます。
必ずまた手に入る保証が無い事を心得ているのであれば、取り敢えず読み終わり飽きてしまい当分読み返さなさそうな本を古本屋を収納庫代わりにする事で、死蔵することで本棚を潰さずにすみます。本と言うものは見かけよりも重く、詰め込まれた本棚は時にはピアノなどと同様に床を補強しておかないと、抜けてしまったりします。また読みかえすかもと思って手元においていると、その置き場も結構大変です。挙げ句に、地震などで倒れてきた本棚に潰されては目も当てられません。
資源供給者には目の敵にされている中古市場ですが、消費者からみれば生活の知恵であったりするので、思うとおりに駆逐できなかったりしています。雑誌品質の廉価本が出ているのも、古本市場への牽制だったりします。対抗できる価格帯で、中古市場へ流れこんでも耐久力が低く製本自体の商品寿命が短い為に荒稼ぎしにくい仕様になっているようです。苦肉の策でしょうが、真面目に新本で購入しているものにとっては、値段以上に低品質(製本も内容も)が氾濫しているように感じられ、同じリソース(購入資金等)を廻すのであれば、安かろう悪かろうが当たり前な中古市場の方が、納得できやすいように感じてしまうのは、考え過ぎでしょうか?
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