« 定期更新@DragonMagazine | トップページ | 定期更新@ドラゴンエイジ »

2005.02.08

定期更新@COMIC FLAPPER

 メディアファクトリー刊「コミックフラッパー」2005年03月號の掲載作リストを、拙宅で更新して来ました。

 表紙は、「二つのスピカ」より柳沼行で、『圭・万里香・あすみ&ライオンさん』。地上波でアニメ放映が始まるということでの、てこ入れ。
 誌上通販は、『ライオンさんキーホルダー』。3Pの応募券を切り取って45Pの応募用紙に貼って、無記名郵便小為替400圓分を添えて2005-02/28消印有効で投函。次号発売日前日ではないので注意。今どきなら、キーホルダーではなくて、携帯ストラップではなかろうかとは言わないのがお約束(笑)
 誌上懸賞は、『あおくび大根劇場銭湯シリーズ3個セット』を、3名に。324Pの宛て先に、官製葉書で2005-02/28必着で投函。同フィギュアは、2005-02/28に一般発売される。
 読者プレゼントは、目次後ろの切手張らずに出せます葉書で2005-03/05必着で投函。餌は、『PS2ソフトランブルローズ』を2名、『ふたつのスピカアニメ設定資料集』を5名、『QUOカード1000圓分』を10名となっている。相変わらず微妙なチョイスで、これらを欲しがる層を仮想読者としてターゲットを定めているのかと…(汗;)


 『ふたつのスピカ』は、クリスマスを挟んで苦学生はバイトに励み、男を思う女もいたりする。その中でアスミは、桐生から年が明け次第に本と出るからと、別れと告げられるが…。頼どころを失くすのか、海を隔てても互を思っていられるのか…。

 『トランスルーセント彼女は半透明』は、岡本一広の読切連載が、連載化したスタート。基本は学園物だが、不定期に肉体が透明化したり、重度だと完全透明化するという奇病に冒された少女と、そのボーイフレンドが主人公。この奇病は原因も治療法も不明だが、罹患している患者は多く、社会的に認知されている。SFならば、透明化して眼球では晄を捕らえられないなどと突っ込むどころはあるのだが、本作はSFではない。この奇病は、対処しようのない仕打ちであるとともに社会的差別をも受け、文字どおりいないものとして無視されたり、特別で厄介な物として煙たがられるという問題を作り出すアイテムに過ぎない。この奇病に冒されたヒロインは、理解しようとしないものの蔑視を受けつつも、一部の理解者に励まされながら運命に足掻き生きていこうとする。実在する不治の病でもよかったのだろうが、それはそれで差し障りも出る為、あえて架空のものを添えたのだろう。現実社会の差別問題とも通じるところもある為、なかなか興味深い作品だと思う。

 『アトリ抄』は、下手に赤椰子が見える為に、色っぽいネーサンに勾引かされ苦労するナルミの話。神社が怪しらしかったり、紫馬と言う学者の男があやかしの里へ来た話とか、細々伏線を張った模様。挙げ句に、ヒーさんが人の娘になってみせて、その娘に鼻の下を伸ばしたりと大変そう。しかし、筆下ろしの相手が物の怪とは…(汗;)

 『忍者飛翔』は、姫さまが助けてもらったことで本気になるが、間に割って入れず。ならば村正だけでもと思うが、ソレも真琴がからんでいると知って…。良い女と思ったのだが、色恋に狂うと豹変しておトロしいよなぁ。毒蜂がおもしろがってかき回しているので、大変なことになりそうです。憎しと姫が真琴を手にかけようとすれば、飛翔はあっさりと切り捨てるでしょうから、勿体無さそうと言うか…。思い直して、三つ巴となってズルズル引っ張ってくれないかなぁ。もったいないぞォ…

 『刀神妖秘伝』は、また新たな古刀が出て来たみたいで…。妖かしの取り憑いた刀が出てきては、それらを退治するというのが定番化したみたいですね。

 『さくらの境』は、季節がらの受験話。近いところに行きたいけど、程よく成績が射程範囲内ってのは羨ましいなぁ。その一方で、双葉がキス魔のダメ人間化していくなぁ。ママさんが困ったお方だった模様ですけど? これで油断していてオチて浪人だとお笑い物ですが、ボーイフレンドも同じところに行くみたいで、ここで滑っているとそれはそれで…(汗;)

 『アタゴオルは猫の森』は、一連の波動王物の大団円。いつもは、最後の切り札・伝家の宝刀的なギルバスですが、今回は潮目博士の魂を解放しただけで、ミドウリの術に…。それは相手が持つ憎しみを吹き出させ、全ての生き物を呑み込みその体を溶かし融合させる物。ギルバスは元もと仇を追っている身だからなぁ…。結局、ヒデヨシとでくの坊にみえた水柱が鍵で、憎しみを喜びで押し流してしまうことに。ヒデヨシは計算が通じないから、敵には廻せないんですよね。時代劇みたいに話の結び方は定番化していますが、新鮮さを感じにくい一方で、安心して読んでいけるということでもある。むしろ、大人よりも幼童にこそ、御伽話のように読んでほしいと思うのですがいかがでしょうか?

 『切断王』は、季弘作画・鶴岡法斎原作の読切。新宿歌舞伎町が無法都市化して、王と呼称する顔役に統治させている。彼らは政府に飼われていて、目に余る無法者を淘汰する。主人公は王の一人で、相方は2代目を襲名はしたが気弱で役たたずな少女。ある言葉がキーワードで、二重人格のように一瞬だけ使えるようにはなるけど…。言ってはなんだが、西新宿の某煎餅屋が出てくる作品の、粗悪コピーみたいなにほいがプンプンとするのですけど…。勿論、異なる点が多いのですが、まるで異なる物と言い切るには、気になるほどに一致点があります。もっと、ハッキリと違うようにしてほしかったですね。

|

« 定期更新@DragonMagazine | トップページ | 定期更新@ドラゴンエイジ »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 定期更新@COMIC FLAPPER:

« 定期更新@DragonMagazine | トップページ | 定期更新@ドラゴンエイジ »